・受験当日の流れを知りたい
・勉強法や勉強時間を知りたい
なので今回はFP3級の体験談について詳しく紹介していきます。
・FP3級の基本的な概要がすべてわかる
・受験当日のタイムスケジュールがわかる
・平均的な勉強時間やおすすめの勉強法もわかる
この記事を読めばFP3級のすべてを網羅的に知ることができます。
✓この記事の信頼性
・FP協会から発表されている
・私が実際にFP3級を受験した
・スクールや満点で合格している人がおすすめしている勉強法
前置きはこのくらいにしてさっそく紹介していきます。
FP3級の基本的な概要

①試験範囲
FP3級は6パートに分かれていて、それぞれ独立した内容になっています。
Part1 ライフプランニングと資産形成
Part2 リスクマネジメント
Part3 金融資産運用
Part4 タックスプランニング
Part5 不動産
Part6 相続・事業承継
この6つを少しずつ学習していく感じになります。
試験は1問1答のものや、三択の中から選ぶ問題などで構成され、記述式の問題は出ません。
②日本FP協会と金財の2つの試験について
FP3級には日本FP協会と金財という2つの協会からそれぞれ試験が出題されます。
FP3級では学科試験と実技試験の2つの試験が存在します。
学科試験についてはどちらも同じ問題が出ますが、実技試験はそれぞれ別の問題が出題されます。
後でも紹介しますが、日本FP協会の実技試験の方が合格率が高いので、迷うなら日本FP協会の試験を受けるようにしましょう。
・試験は学科と実技の2つの試験が存在(どちらも筆記のテスト)
・日本FP協会か近在の2つの試験のどちらかを選択
・学科は同じ問題だが、実技がそれぞれ別の問題
・合格率は日本FP協会の方が高め
③FP3級の合格率について
FP3級は比較的に合格率は高めですが、日本FP協会か金財によって合格率が変わってきます。
学科と実技のそれぞれの直近3回の合格率を表にまとめました。
✓日本FP協会
学科 | 実技 | |
2021年1月 | 87.92% | 86.53% |
2020年9月 | 89.64% | 88.04% |
2020年1月 | 85.34% | 79.45% |
✓金財
学科 | 実技 | |
2021年1月 | 63.76% | 58.63% |
2020年9月 | 69.28% | 35.28% |
2020年1月 | 65.43% | 50.22% |
比べてみると合格率が結構変わってくるので、合格率をあげたい方は必ず日本FP協会の試験を選ぶようにしましょう。
FP3級の受験当日やそれまでの流れ

①申し込みをして受験票を受け取る
申し込みの手順はFP協会に詳細が書いてあるのでそちらを参考にすれば5分程度で申し込みは終了です。

②問題集を中心に勉強する
FP3級は1つ1つ単元が独立しているので、1問1答をどんどん解いていきましょう。
暗記科目は参考書を読むより、問題集を解いた方が結局早く覚えることができます。
積極的に問題集を解くことに時間を使いましょう。
③受験当日
1.20分前に教室に到着する
FP3級の試験は20分前から試験の説明が始まります。
30分前から教室が解放されるので余裕をもって行動するようにしましょう。
時間ギリギリは結構込んでいるので早めに行った方が、勉強もでき気持ち的にもリラックスして試験に臨めます。
2.学科試験を受ける
所定の時間になったら試験がスタートします。
1時間すると退出が可能なので、半数以上の人が1時間経過したら退出していきます。
遅くても1時間くらいあればだれでも解き終わるので実技の勉強をするためにも退出することをおすすめします。
3.昼休憩が長すぎる
学科の試験が10時に始まり、11時に退出したので実技の試験が13時30分なので約2時間30分ほど時間が空きます。
これはほぼすべての人がこんな感じのタイムスケジュールになると思います。
たくさんのFP受験者が「昼休憩が長すぎる」と言っており、暇をつぶしたりやるべきことを明確にしたほうがいいです。
・近くのおいしいお店に行く(早めに行かないと受験生で大混雑)
・本を読んだりしてリラックスする
・実技の試験に向けて問題を解く(1番大事!)
・昼寝をして脳を試験の時に最高潮しておく
正直やろうと思えばほぼすべてできるのでおすすめです。
2時間30分くらいの時間をどう使うかは受験をする前に何となく考えておきましょう。
4.実技試験を受ける
長い昼休憩が終わると13時30分から実技試験が行われます。
試験時間は1時間
問題数は20問
すべての問題が3択で出題
これも30分程度あれば解き終わるような問題ですが、実技試験は途中退出ができないので見直しなどをしておきましょう。
実技試験が終わればFP3級の試験は無事に終了です。
FP3級の勉強法

①参考書を1周読む
まずは用語や計算式を覚えるために参考書をとりあえず1周読むようにしましょう。
参考書はとても重要なので信頼と実績のあるものを選んでおけば大丈夫です。
②とにかく問題集を解きまくる
参考書を1周読み終えたら、とにかく問題集を解きまくるようにしましょう。
先ほども紹介しましたが、これが1番脳の理解が早まる学習方法であることが研究結果で証明されています。
問題集を解いてわからないところを参考書で確認するようにしましょう。
問題集は参考書と同じところのやつを使うとリンクしていたり、解説ページが紹介されていたりして何かと便利です。
③最後の1週間で過去問を解く
問題集をやり込んで最後の1週間は過去問を中心に解いていくようにしましょう。
正直言って、過去問についてはわざわざテキストなどを購入する必要はないと思います。
④「番外編」私のFP3級の勉強法
ここからら番外編ですが、私がFP3級をどのように勉強していったのかを紹介します。
・1月末にTACの参考書と問題集を買う
↓
・1日に15分ずつ参考書を読み続ける
↓
・1ヶ月経ってようやく参考書を読み切る
↓
・3~4月はひたすら問題集を解きまくる(2周しました)
↓
・テスト2週間前から問題集で間違えて場所を中心に解きなおす
↓
・試験3日前から過去問を5つ解く
こんな時系列でFP3級の勉強をしていきました。
・トータルの勉強時間は約30時間
・独学で勉強
・1日15~20分程度の勉強
・簿記3級・2級と並行で勉強
2ヶ月くらいで勉強する人が多いみたいなので、確保できる時間を自分と相談しながら勉強時期を決めましょう。
FPのスクールで有名なスタディングでは、費用も5000円程度で受けられ、無料体験などもできるので一度試してみるのもありだと思います。
FP3級は勉強すれば合格できる!少しずつでもいいので勉強を始めよう

今回はFP3級を受験した体験談や、FP3級の概要やおすすめの勉強法などを紹介してきました。
FP3級は合格率も比較的高く勉強すればだれでも合格できます。
スタディングなら費用も5000円と安くスマホでいつでも勉強できるのでスキマ時間の勉強だけで合格する人も結構います。
自分に合ったスタイルで勉強して、FP3級を取得しましょう。
今回は以上です。