今回はBybitを日本人が利用するのが禁止なのか、そもそも日本人が使うべき取引所か徹底解説します。
【Bybitについて】
会社名 | Bybit Fintech Limited |
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所在地 | シンガポール |
手数料 | Maker:-0.025% Taker:0.075% |
スマホアプリ | ios/androidの両方に対応 |
取り扱い通貨 | 272種類以上 |
入金手数料 | 無料 |
レバレッジ | 最大100倍 |
- Bybitを日本人が使うべきか分かる
- Bybitと金融庁との関係を紹介
- リスクヘッジの方法も紹介
- Bybitを日本人が使うメリットを解説
- Bybitの始め方を解説
後で詳しく解説しますが、Bybitは金融庁から「無登録で暗号資産交換業を行う者」と認定されました。
無登録で暗号資産交換業を行う者の解説も、しっかりするので安心してください。
【この記事の信頼性】
- 金融庁の公式情報
- Bybitの公式情報
- 過去の事例を参照
- 筆者がBybitを利用中
前置きはほどほどにして、さっそく紹介していきましょう。
金融庁がBybitに警告を出した
Bybitを日本人が使うのは禁止と噂が出た理由は、2021年5月28日に「無登録で暗号資産交換業を行う者」と認定したから。
これは資料だけでなく、金融庁のTwitterでも同じ文章が記載されています。
「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等」を更新しました。
利益だけを強調し、リスクが説明されない投資の勧誘を受けたら注意してください。出金できないなどのトラブルになるケースが発生しています。https://t.co/WaYO80G2Dz#Bybit #投資 #副業 #資産運用 #FX #仮想通貨 #暗号資産 pic.twitter.com/fZG90LmLPT— 金融庁 (@fsa_JAPAN) June 25, 2021
Bybitが金融庁から警告を受けるのには理由があります。
【遍歴について】
- Bybitはシンガポールが拠点
- 日本にもサービス展開を開始
- その際に金融庁には未登録
- 無登録で暗号資産交換業を行う者と認定
金融庁に登録せずに、暗号資産を取引したことが主な原因です。
金融庁に登録すると「レバレッジが2倍まで」や「取り扱いできる通貨が制限」されます。
何度も言いますが、金融庁の警告が出たとしても、Bybitを利用するのは禁止ではありません。
Bybitは日本人の利用を禁止するのか?
①法律は違法では一切ない
Bybitを利用するのは、禁止でも違法でもありません。安心して使って大丈夫です。
【金融庁が発表していること】
しかし、登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
ここで言う「勧誘に類する行為」とは、「新聞、雑誌、テレビジョン及びラジオ並びにこれらに類するものによる有価証券に対する投資に関する広告、有価証券に対する投資に関する説明会の開催、口頭、文書又は電話その他の通信手段による有価証券に対する投資に関する情報提供」等が含まれます。
まとめるとBybitから勧誘行為が一切なく自分から取引をしている場合は、違法ではない。
Bybitが日本人の受け入れを拒否しない限り、取引できなくなる心配はありません。
②日本撤退の可能性は低い
Bybitが日本人の受け入れを拒否して徹底すれば、日本人はBybitを利用できません。
- BybitがJリーグのアビスパ福岡と提携
- 日本語に完全対応している
- 日本のクレジットカードに対応
日に日に、日本人が使いやすいようにアップデートされています。2022年の9月9日では、日本撤退の可能性は0です。
③規制をかける可能性もある
金融庁から複数回の警告を出して、Bybitに圧力をかける可能性もあります。そうなると日本人が利用できなる可能性もあります。
【海外取引所と日本市場】
Binance | 一時的に日本市場から撤退 |
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BitMEX | 日本市場から撤退 |
警告を何度か受けると、一度日本人向けのサービスを中止する可能性もあります。
④国内取引所も開設しておくと安心
もしものために、国内取引所も開設しておくべきです。仮にBybitが利用できなったら、仮想通貨の送金先が必要です。
- コインチェック
- ビットフライヤー
- GMOコイン
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日本人がBybitを利用するなら、国内取引所はセットで必要です。開設するなら同時に作業しましょう。
Bybitは日本人が使うべき取引所です
①日本語に完全に対応している
Bybitは海外の取引所ですが、完全に日本語に対応しています。安心安全に取引できます。
- 公式サイト
- 公式アプリ
- FAQの記載
- サポート対応
Bybitの全てのサービスが日本語です。国内取引所と同じように使えます。
- 日本語
- 英語
- 中国語(簡体)
- 中国語(繁体)
- 韓国語
- ロシア語
- スペイン語
- ベトナム語
②ハッキング被害が一度もない
Bybitは創業以来、一度もハッキング被害がありません。安心して取引するには、大切です。
【国内のハッキング被害事例】
コインチェック | 712億8,800万円 |
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Mt. GoxMt. Gox | 629億8,000万円 |
Liquid | 129億9,800万円 |
ハッキング被害は資産を豊富に持っている取引所が多いです。なぜならハッカーに狙われやすいから。
③取引できる通貨が多い
国内取引所とはレベルが違うほど、Bybitで取引できる通貨が多いです。なんと驚愕の「272種類」
【取引できる通貨量の違い】
Bybit | 272種類 |
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コインチェック | 19種類 |
ビットフライヤー | 21種類 |
GMOコイン | 22種類 |
10倍以上の差があります。Bybitは取引したい通貨が、ほぼすべてそろっています。
その点においてはBybitは、金融庁に登録してないのでサービスの幅が広いです。
④クレジットカード決済ができる
Bybitは国内取引所ではありえない、クレジットカード決済ができます。
【クレジットカードで買える仮想通貨】
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- テザー(USDT)
3種類と少ない印象ですが、主要の仮想通貨は買えるので十分です。使用できるクレジットカードは「VISA」「Mastercard」
VISAかMastercardを、上記のカードで作っているなら取引できます。
オトクに取引するなら、送金手数料の安い仮想通貨を国内取引所で買って、Bybitに送金するべきです。
⑤ステーブルコインが取引できる
国内取引所では「ステーブルコインの取引」が一切できません。しかしBybitでは取り扱い通貨なので自由に取引可能です。
【ステーブルコインとは】
価格の安定性を実現するように設計された暗号資産のこと。裏付け資産がないため価格変動が激しく、決済手段としての活用が進んでいない暗号資産の普及を促し、実用性を高めるために設計。
(野村証券より引用)
ドルと同じ価値が担保されているので、仮想通貨の取引がスムーズにできます。
しかもBybitのステーキングを使えば、年利5.5%で運用可能です。
→現在はキャンペーン中でUSDTを年利12%で預け入れできます
⑥レバレッジ取引が最大100倍
Bybitはレバレッジ取引を最大100倍まで。少ない資金でお金を増やしたい人にはうってつけです。
【USDT無期限契約の場合】
BTC/USDT | 100倍 |
---|---|
ETH/USDT | 50倍 |
BCH/USDT | 50倍 |
LTC/USDT | 50倍 |
LINK/USDT | 25倍 |
XTZ/USDT | 25倍 |
通貨によって、レバレッジの最大取引倍率が異なります。
Bybitを利用するデメリット
①出金時間に制限がある
Bybitは出金時間に制限があります。これはちょっとした難点です。資金を即座に移動したいときに不便。
- 1:00
- 9:00
- 17:00
出金申請の締切時刻は30分前まで。時間が過ぎると次の出金処理まで待たないといけない。
【Bybitの出金処理の締め切り時間】
- 1:00→00:30まで
- 9:00→8:30まで
- 17:00→16:30まで
出金時間を把握しておけば、30分後には出金が完了します。それができれば、あまりデメリットを感じません。
②トラブルは自己責任
どこの取引所でも一緒ですが、トラブルは全て自己責任です。これだけは注意してください。
- アドレス入力のミス
- ハッキング
- フィッシング詐欺
- 誤送金による損失
起こりやすいトラブルを列挙しました。くれぐれも注意して、Bybitを利用してください。
Bybitの始め方
①Bybitの口座開設
まずはBybitの口座開設をしましょう。5~10分あれば口座開設の手続きは終了です。
- メールアドレスを登録
- メール認証
- アプリをダウンロードしてログイン
- 本人確認書類の提出
- 審査後に口座開設完了
- 2段階認証の設定
たったのこれだけ。本人確認書類を提出しなくても、取引に制限はかかりますが、仮想通貨の売買はできます。
②国内取引所を開設
割高のクレジットカード決済をする人以外は、絶対に国内取引所が必要です。なぜなら日本円での売買ができないから。
おススメの取引所はコインチェックです。なんといっても使いやすい。
【コインチェックのサービス】
取り扱い通貨 | 19種類 |
---|---|
仮想通貨入金手数料 | 無料 |
仮想通貨出金手数料 | BTC:0.0005BTC ETH:0.005ETH XRP:0.15XRP |
レンディングサービス | 取り扱いの全ての仮想通貨で利用可能 |
日本円入金手数料 | 通常無料(振込手数料はお客様負担) コンビニ入金770〜1,018円 クイック入金770〜円 |
日本円出金手数料 | 407円 |
取引所手数料 | Taker手数料:0.000% Maker手数料:0.000% |
販売所手数料 | 取引手数料:無料 手数料相当額:0.1〜5.0% |
公式サイト | コインチェックをチェック |
③国内取引所から仮想通貨を送金
国内取引所を開設したら、仮想通貨を購入してBybitに送金しましょう。これが終わるとBybitで取引できます。
【コインチェックからbybitへ送金する方法】
- 必要額をコインチェックへ送金
- コインチェックでXRPを購入
- bybitの入金アドレスをコピー
- コインチェックで送金先の宛先を登録(初回のみ)
- コインチェックでXRPを送金
- bybitで入金を確認
ビットコインではなくリップル(XRP)を選ぶ理由は、仮想通貨の送金手数料が安いから。
【送金手数料】
BTC | 0.0005 BTC→日本円で1500円~3000円 |
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XRP | 0.15 XRP→日本円で6円~15円 |
送金する際の手数料が段違いです。お金を無駄にしたくない方はXRPを選びましょう。
④Bybitで取引
Bybitで取引するためにも、まずはコインチェックから送ったリップル(XRP)をUSDCと交換しましょう。
この記事でUSDCと交換するまでの流れを、全て解説中です。ここまでの作業は簡単なのですぐに終わらせましょう。
【USDCに交換後】
- ビットコインなどの通貨を購入
- USDCをステーキング
- レバレッジ取引をする
- 流動性マイニングを利用
色んな取引や、サービスがあります。用途に合わせて使いましょう。
Bybitは日本人でも利用可能。禁止でも違法でもない:まとめ
今回はBybitが日本人が利用できるのか、日本人が使うべき取引所なのか徹底解説しました。
金融庁から警告は出ていますが、利用することは禁止でも違法でもありません。後ろめたい気持ちは一切感じないでOK。
【Bybitは日本人の利用を禁止するのか?】
- 法律は違法では一切ない
- 日本撤退の可能性は低い
- 規制をかける可能性もある
- 国内取引所も開設しておくと安心
- 日本語に完全に対応している
- ハッキング被害が一度もない
- 取引できる通貨が多い
- クレジットカード決済ができる
- ステーブルコインが取引できる
- 取引方法が豊富にある
Bybitは、国内取引所より利便性が高く利用できます。積極的に利用しましょう。