今回は20代でセミリタイアを達成させる具体的な行動手順を徹底解説していきます。
- FIREとセミリタイアの定義が分かる
- 20代でセミリタイアを達成できる
- 具体的な行動手順を紹介
- 投資と副業でお金持ちになれる
- 資産形成が効率よく進む
セミリタイアの上位互換がFIRE。これは難しいけどセミリタイアなら20代で十分可能。難易度もそこまで高くない。
【この記事の信頼性】
- ARUHIの調査結果を引用
- Yahoo!より引用
- ZAIオンラインより引用
- FP2級を取得
- 投資額7桁
前置きはほどほどにしてさっそく紹介していきましょう。
FIREとセミリタイアの違いを認識しよう
①定義の違いを徹底解説
FIREとセミリタイアの大きな違いは資産収入だけで暮らせるかどうかです。これだけ。
FIRE | 金融資産の収入だけで暮らす |
---|---|
セミリタイア | 資産収入+好きな仕事をする |
(ヤフーから引用)
画像で見るとわかりやすいです。セミリタイアだと退職した後も仕事をする必要がある。
- アルバイト
- 副業
- 時短勤務
- プチ起業
など自分がやりたい仕事を足りない生活費を稼ぐためにやる必要がある。FIREとは少し違いますね。
- F=Financial=財務上の、お金の上で
- I=Independence=独立する、自立する
- R=Retire=退職する、仕事を辞める
- E=Early=早く、始めのうちに
FIREは仕事をしなくてもいい、セミリタイアは仕事の収入がまだ必要と認識すればOK。
②20代でセミリタイアは達成可能です
率直な疑問で「20代でセミリタイアできるの?」の声がある。結論から言うと普通にできます。セミリタイアの難易度は思っている以上に低い。
正直生活費をもう少し落とせば3000万円もなくてもセミリタイアは達成可能です。
- 固定費を見直す
- 地方移住をする
- 実家暮らし
- ムダな浪費をなくす
これさえすれば一気に月に必要な生活費は減ります。特に実家暮らしならほぼ0円ですよ。
1500万円 | 年間60万(月5万円) |
---|---|
2000万円 | 年間80万(月6.66万円) |
3000万円 | 年間120万(月10万円) |
4000万円 | 年間160万(月13.33万円) |
5000万円 | 年間200万(月16.66万円) |
後はどのくらいの資産収入と労働の割合にしたいかを決めるだけです。
セミリタイアした後の生活費はいくら必要?
20代でかかる生活費はだいたい14~15万円前後です。なので資産収入+セミリタイア後の仕事で15~16万円あれば達成可能。
【資産収入と労働の割合】
資産収入5万+労働10万円 | 資産1500万円で達成 |
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資産収入7万+労働8万円 | 資産2100万円で達成 |
資産収入10万+労働5万円 | 資産3000万円で達成 |
具体的にいくらなら資産を用意できそうか見極めるべし。単純計算だけど楽天シミュレーション結果を紹介します。
【資産ごとの月当たりの投資額】
資産1500万円で達成 | 毎月10.73万円 |
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資産2100万円で達成 | 毎月13.52万円 |
資産3000万円で達成 | 毎月19.32万円 |
こんなカツカツな生活は嫌と言う人もいる。それなら平均年収の400万円程度の生活を目標にするのもアリ。しかし難易度は大幅に上がります。
どうしてもいやなら1人暮らしで収入の7割と投資、副業で月15万円以上稼ぐしかない。
20代でセミリタイアを達成するためにすべきこと
Step①いくらの生活費で暮らすのか計算
まず最初にセミリタイア後の生活費がいくら必要か計算しよう。これがわからないと何も計画を立てて行動できません。
- 生活費10万円
- 生活費15万円
- 生活費20万円
個人的には生活費20万円前後がカツカツの生活をすることなくセミリタイアできる額だと考えます。
- 地方へ移住する
- セミリタイア後も実家暮らし
- 彼女と一緒に資産形成を進める
このような方たちはさらにセミリタイアの難易度が減りますよ。
Step②固定費を削減
固定費を削減することは極めて重要。セミリタイアの難易度を下げる&投資に回せるお金の向上のダブルで効果があるから。
【固定費と資産の関係性】
1万円削減 | セミリタイア資産が240万円減少 |
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3万円削減 | セミリタイアの資産が720万円減少 |
5万円削減 | セミリタイアの資産が1200万円減少 |
しかも固定費を削減するとその分だけ毎月の投資額が増える。これはセミリタイア後の労働が少なく済む。
【絶対に見直すべき固定費】
家賃 | 値下げ交渉 引っ越し |
---|---|
通信費 | 楽天モバイルなどの格安SIMに変更 |
保険料 | いらない民間保険の解約 保険の見直しを相談 |
住民税 | ふるさと納税をフル活用 |
車の維持費 | KINTOで車をサブスクして費用を大幅に浮かす |
月額のサブスク費用 | 見てないネトフリ,Huluなどは即解約 |
借金はすぐに返す | 金利がもったない ヤバそうなら債務整理を頼む |
これを実践すれば確実に固定費は削減できる。月5万円の節約は余裕ですね。一気にセミリタイアの難易度が低下。
Step③株式投資
セミリタイアで確実にやらなければいけないのが株式投資。これなしではセミリタイアやFIREは絶対にできません。
普通預金の利息 | 0.001% |
---|---|
日本の債券 | 0.02%前後 |
株式投資の利回り | トータル5~10%ほど |
貯金や債券だけだとセミリタイアした後に資産が減ります。これだと数十年後にはまた通常通り働かないといけなくなる。
- 貯金だけではお金は増えない
- インフレに負ける
- 日本の平均年収が上がってない
- 税金は右肩上がり
- 貯金は円に全投資するのと一緒
- 複利の力を活かしきれない
- 年金制度の崩壊+退職金の減少
投資は早く始めるほど複利の力で資産が増加。セミリタイアしたいならなおさら早く投資を始めるべきです。
投資を通じて資産を効率よく作ることがセミリタイアには絶対条件です。
Step④副業
投資と一緒にやるべきなのが副業です。これもセミリタイアには欠かせない要素。
- セミリタイア後の稼ぎになる
- 投資額を大幅に伸ばせる
- 収入が青天井に伸びる
- 本業だけの収入より税金面で有利
もはややらない選択肢はない。セミリタイア前後の両方に効果があります。
【セミリタイア前】
- 副業を始める
- 本業の年収UPより期待できる
- 収益が伸び始める
- 投資額を増やせる
【セミリタイア後】
- 仕事を辞める
- バイトや時短勤務をしなくて済む
- すでに労働収入源が確保
- 生活水準の高いセミリタイア生活ができる
セミリタイア前に副業を始めることが大切。セミリタイアの難易度を下げ、セミリタイア後の充実度も爆上がりです。
特にストック型の副業がおすすめ。ブログやYouTubeが代表例ですね。
副業で本業の収入を超える可能性もある。そしたらすぐに仕事を辞めることも可能。やはり副業は最強です。
Step⑤セミリタイア前は副業で稼いだお金は投資に回す
早くセミリタイアをしたいなら副業で稼いだお金は確実に投資に回そう。ここで浪費に使うのはあまりにナンセンス。
- 通常の投資額5万円
- 固定費の削減で+5万円
- 副業の収益で+5~10万円
これを投資に回していけば資産形成は一気に加速します。セミリタイアを早く&その後の生活水準を高めたいなら必須。
例えばブログなら収益の5万円を
- 画像作成を依頼する
- 記事を外注する
- 最新の情報をゲットする
などに使うことで収益が10万,20万と増える可能性がある。これなら大いにアリ。
副業の収益は投資or収益を伸ばすための外注費に充てるのが望ましいですね。
Step⑥実家暮らしでお金を浮かす(できれば)
最高なのは実家暮らし。これは万人には当てはまらないけど効果が大きい。
- 家賃0円
- 食事&家事は大半が親
- 水道光熱費が激安
手取りが20万円ならちょっと節約するだけで何もしなくても月10~15万円の投資が可能。セミリタイアには最強の環境です。
セミリタイア後が実家暮らしならもはや月10万円もあれば悠々自適な生活までできる。
どうしても1人暮らしがしたい人以外は実家暮らしだと簡単に投資額が大幅に向上&セミリタイアの難易度が低下します。
20代でセミリタイアするなら早く行動するべし
今回は20代でセミリタイアするための具体的な行動手順を徹底解説してきました。
本質を言えばこの2つです。そのための固定費削減や実家暮らし。この2つを意識しておけばとりあえず問題ない。
- 必要な生活費を計算する
- 固定費を削減
- 株式投資を始める
- 副業で稼ぐ
- 副業収益を投資に回す
- 実家暮らしをする
これで20代でセミリタイアが可能になります。後は愚直に行動し続けるだけ。