今回は投資信託で最悪の商品とおすすめの投資信託の始め方の両方を紹介します。
- 投資信託の仕組みを理解できる
- 投資信託の危険な種類が分かる
- 最高の投資信託の始め方ができる
- 筆者の運用実績を紹介
- 資産形成が楽に進む
最近は投資信託を非課税で投資できるつみたてNISAの口座開設数が右肩上がり。
基本的に資産形成に投資信託は欠かせない。しかしゴミ商品があるのも事実。今回はそこに焦点を当てて解説。
【この記事の信頼性】
- 金融庁の調査結果
- 日本証券業協会の調査結果
- 楽天証券の公式サイトより引用
- FP2級を取得
- Twitterのフォロワー数2000人超
- 投資額120万円超
前置きはほどほどにしてさっそく紹介していきましょう。
投資信託を辞めとけと言う前に仕組みを理解しよう
【投資信託とは】
投資信託(ファンド)とは、「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」。「集めた資金をどんな対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行う。
これだけだとわかりにくいと思うのでもう少しかみ砕いて説明しますね。
【投資信託の特徴とは】
- 100円から投資を始められる
- プロが銘柄の選定や入れ替えをする
- いろんな国や資産に分散投資
- 個別株投資よりリスク分散できる
- 手数料がいくつもかかる
- 元本保証ではない
投資信託にはメリットもデメリットも両方存在。しっかりと仕組みを理解したうえで投資をするか決めよう。
下記に当てはまる投資信託はやめとけ!
①手数料がめちゃくちゃ高い
投資信託には手数料が主に3つの手数料がかかる。めちゃくちゃ高い商品もあるので絶対に投資しちゃダメ。
【投資信託の手数料】
購入手数料 | 投資信託を買う時に必要な手数料。ノーロードと言われる手数料が無料の商品もある。 |
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運用管理費用 | 投資信託を持ってる期間に毎日払う手数料。プロが銘柄を選定と入れ替えしているため。 |
信託財産留保金 | 投資信託を売る際にかかる手数料。 |
ヤバい商品だと手数料が3~5%あることも。手数料が高い=利回りのマイナスが大きい。
【アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型】
購入手数料 | 3,3% |
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運用管理費 | 1.727% |
信託財産留保金 | なし |
トータル手数料 | 3.3+1.727=5.027% |
お金の勉強をちょっとすると手数料が5%がヤバいことにすぐ気づきます。
②アクティブファンド
投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドがある。アクティブファンドはリスクが高いのでお勧めしない。
【投資信託の種類】
インデックスファンド | TOPIXやS&P500などの株価指数の指標に連動した運用を目指す投資信託 |
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アクティブファンド | TOPIXやS&P500などの株価の目安となる指数を上回る成績を目指す運用スタイル |
- 手数料がめちゃくちゃ高い
- 値下がりのリスクも高い
- ゴミ商品の比率が高い
- 長期的にほぼすべてインデックスファンドに利回りが負ける
例え利回りがインデックスファンドと同じor少し高い場合でも、手数料が高すぎるのでトータルリターンでは下回る。
インデックスファンド | 利回り5%―手数料0.3%=リターン4.7% |
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アクティブファンド | 利回り7%―手数料4%=リターン3% |
こんなことはざらにある。しかも長期的にリターンはインデックスファンドの方が高いと言われてる。
③何に投資してるかわからない商品
金融商品の名前を聞いて何に投資してくるのかサッパリわからないものがあります。
(野村証券より引用)
この名前を聞いて投資先が想像できるあなたは投資の超上級者。投資信託より自分で銘柄選定できるくらいです。
- 信託財産の成長を図ることを目標に積極的な運用を行う
- マザーファンドを通じて、成長の可能性が高いと判断される米国株式に投資
- 企業のファンダメンタルズ分析と株価バリュエーションに基づく銘柄選択を基本としたアクティブ 運用を行う
- マザーファンドおよびAコースの運用の一部は、ABのグループ会社に委託
- 購入価額と購入口数を乗じて得た金額に、販売会社が別に定める購入時手数料率(3.3%(税抜 3.0%)を上限)を乗じて得た額。
名前を見てもわからない&商品説明もよくわからないなら絶対に買っちゃダメです。
④毎月分配型の投資信託
投資信託の一部には毎月分配型がある。これは極めて危険な投資商品なので買っちゃダメ。
簡単に言うと投資した額からただ払い戻ししてるだけ。全く意味がない。
基本的に毎月分配型は怪しい商品が多いので買わないほうが賢明。買う際は絶対に分配金の情報をチェック。
「投資信託やめとけ」に当てはまらない資産運用5STEP
STEP①ネット証券で投資をする
投資をするなら絶対にネット証券一択です。なぜなら手数料が断然安い。店舗で取引をする必要性は皆無。
【eMAXIS S&P500インデックスの運用管理費用】
野村証券 | 0.33% |
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楽天証券 | 0.0968% |
手数料を下げる=投資の利回りを上げる行為。もはやネット証券以外に証券口座を使う必要性がない。
STEP②手数料の低いインデックスファンドを買う
ネット証券で口座開設をしたら次は手数料の安いインデックスファンドを買おう。
【おすすめのインデックスファンド】
S&P500 | 0.0968% |
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VTI(全米株式) | 0.162% |
全世界株式 | 0.212% |
この3つは超が付くほど分散投資がされていて、なおかつ手数料が低い商品です。
例え100万円購入しても①968円②1620円③2120円と手数料が激安。
手数料を下げることは投資をする上で絶対に意識すべきこと。肝に銘じて手数料を安くする努力をしよう。
STEP③ドルコスト平均法でコツコツ投資
手数料の安いインデックスファンドに決めたら毎月ドルコスト平均法でコツコツ投資すべき。
株価が高いと少なく、低い時には多く購入することで高値掴みを避けてリスクを減らせる。
値下がりしてたら買っても意味はない。これだけは注意しておかないと。先ほど紹介した
- S&P500
- VTI(全米株式)
- 全世界株式
は長期的に値上がりが期待できる商品。わからないならこの3つから選ぶべき。
STEP④クレカ決済してポイントも貯める
インデックスファンドをドルコスト平均法で買う際はクレカ決済にするとポイントが貯まる。
- 自分の好きな投資信託を選ぶ
- 買いたい金額を決める
- 決済方法をクレカに設定
- 後はほったらかしでOK
*2倍速推奨
決済方法の違いでポイントの有無が生まれる。楽天証券で投資するなら楽天カードを作ってクレカ決済にすべき。
- 年会費が永年無料
- 支払額に1%のポイント付与
- 13年連続顧客満足度No1の安心感
- 楽天市場の買い物倍率UP
- ポイントが使える店やサービス多数
- 会計時間が短縮できる
- 楽天銀行の引き落とし先設定で+1%
\ クレカ決済でポイントがもらえる /
*カード発行で5000~8000ポイントもゲット
STEP⑤株価は気にせず投資の種銭づくりに励む
ネット証券で口座開設、つみたてNISAで投資信託をクレカ決済でドルコスト平均法で投資。
あとは株価を気にせず投資額を増やすために種銭づくりに注力。正直目先の株価を見る必要性は皆無。
- 長期的な目線で運用してるから
- 株価を気にして時間を取られる
- 値下がりした際に怖くなって売る可能性
株価を見ても何も変わらない。投資信託なら時間のムダ。その時間があるなら固定費の削減や副業に時間を使うべき。格安SIM乗り換え、ふるさと納税、ブログ×Twitter運用を始める。株価を見るよりよっぽと有意義な時間。しかも種銭が増えて資産形成が進む。時間をムダにせず密度の濃い時を過ごそう。
— こうだい@仮想通貨×web3.0 (@kodaiGrow) March 5, 2022
直近だとコロナの影響で投資信託の株価は一気に値下がり。これで売ってしまっては最悪。
【投資の種銭の作り方】
支出を減らす | 固定費をメインに |
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転職をして給料を上げる | 転職サイトに登録 |
配当金を使わずに再投資 | その意味のまま。使いたい気持ちを少し我慢 |
副業を始める | 特にストック型の副業がおすすめ |
いらない不用品を全て売る | メルカリですぐに売却 |
これを実践すれば毎月3万円以上は簡単に投資できる。人によって10万円以上も行ける。
なんの利益にもならない株価を眺める行為をやめて種銭づくりに励もう。
FP2級取得の筆者が運用中の投資信託とは?
筆者はつみたてNISAで投資信託に投資中。具体的な金融商品は下記の通り。
【筆者の投資商品×投資額】
S&P500 | 毎月15000円 |
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全世界株式 | 毎月15000円 |
たわらノーロード日経225 | 毎月3333円 |
たわらノーロード日経225 を入れてるのはS&P500にも全世界株式にも日本の銘柄が全く入ってないから。
投資信託はインデックスファンドをドルコスト平均法で運用する以外はやめとけ:まとめ
今回は投資信託でやめとくべき金融商品や具体的な投資信託の始め方まで徹底解説してきました。
投資信託は100円でプロが分散投資してくれる初心者にとって始めやすい資産形成。
- 手数料がめちゃくちゃ高い
- アクティブファンド
- 何に投資してるかわからない商品
- 毎月分配型の投資信託
【おすすめの投資信託の始め方】
STEP①ネット証券で投資をする
STEP②手数料の低いインデックスファンドを買う
STEP③ドルコスト平均法でコツコツ投資
STEP④クレカ決済してポイントも貯める
STEP⑤株価は気にせず投資の種銭づくりに励む
もっとかみ砕くと①楽天証券orSBI証券で②S&P500などのインデックスファンドを③ドルコスト平均法で④楽天カードで決済⑤株価は見ないで節約と副業をする。