今回はVYMの配当金がいつもらえるのか&権利落ちや利回りなどの基本情報を徹底解説していきます。
- VYMの配当金がもらえる日が分かる
- 権利落ち日が正確にわかる
- VYMの基本情報を全て紹介
- 高配当ETFの全てがわかる
VYMは配当金と一緒に値上がり益も期待できる優秀なETF。資産形成を効率よく進めるなら確実に候補に入ります。
【この記事の信頼性】
- Bloombergの公式情報
- Googleファイナンスより引用
- ZUUon-lineより引用
- 楽天証券から引用
- SBI証券から引用
前置きはほどほどにしてさっそく紹介していきましょう。
VYMの配当金はいつもらえる?
① VYMの権利落ちのタイミング
VYMの配当金は3/6/9/12月の年間4回もらえます。この期間までに持っていれば配当金がもらえる権利落ち日は以下の通り。
【2022年のVYMの権利落ち日】
- 2022年3月21日(月)
- 2022年6月21日(火)
- 2022年9月19日(月)
- 2022年12月はまだ未発表
この日までに株を所有すると配当金がもらえます。権利落ち日を知らないと高値掴みや配当金がもらえない事態に陥るのでチェック必須。
② VYMの配当金の入金日は?
VYMのような米国ETFは配当金の支払い日と証券口座に入金される日が異なる。これは頭に入れておいてほしい。
- 2022年3月24日(木)
- 2022年6月24日(金)
- 2022年9月22日(木)
- 2022年12月はまだ未定
権利落ち日からの計算だと1週間後に配当金が証券口座に入金されるイメージですね。
VYMの基本情報をもっと知りたい方へ
① VYMの商品の概要を確認
VYMは世界三大運用会社のVanguard(バンガード)が運用する米国高配当ETFです。
【VYMの詳細情報】
運営会社 | Vanguard |
---|---|
経費率 | 0.06% |
設定年月 | 2006年 |
トータルリターン | 10.5% |
分配金 | 3.40% |
リバランス | 1年に1回 |
投資銘柄 | FTSEハイディビデンドールド指数 |
組み入れ銘柄 | 金融 / 消費財 / ヘルスケア |
*Vanguard社の公式HPを参照して作成
VYMの特徴としては400銘柄に分散投資ができている。これは株価&配当金の安定度には欠かせない要素。
SBI証券や楽天証券などの人気ETFランキングでも常に上位を獲得。それだけ配当金と株価の上昇が期待できます。
② VYMの構成銘柄と比率をチェック
VYMは400銘柄に分散投資。その構成銘柄の上位10企業と業績の比率を全て紹介します。
【上位10銘柄とその比率】
ジョンソン・エンド・ジョンソン | 3.24% |
---|---|
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 3.11% |
ホーム・デポ | 2.78% |
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) | 2.75% |
バンク・オブ・アメリカ | 2.37% |
エクソンモービル | 2.30% |
ファイザー | 2.10% |
シェブロン | 1.81% |
アッヴィ | 1.73% |
ペプシコ | 1.71% |
上位4セクターで50%を占めている。SPYD×HDVは上位3セクターで50%に到達するのでその点でも分散投資されてます。
③過去の配当金と利回りはどのくらい?
VYMの配当金や利回りを過去10年間分紹介します。グラフで見やすくしたので参考にして。
【VYMの年間配当金】
2012年 | 1.59$ |
---|---|
2013年 | 1.74$ |
2014年 | 1.90$ |
2015年 | 2.14$ |
2016年 | 2.20$ |
2017年 | 2.40$ |
2018年 | 2.64$ |
2019年 | 2.84$ |
2020年 | 2.90$ |
2021年 | 3.09$ |
過去10年間は全て右肩上がり。これは400銘柄に分散投資している効果が発揮されている証拠です。
【2021年のVYMの配当金】
2021年3月 | 0.6564$ |
---|---|
2021年6月 | 0.7353$ |
2021年9月 | 0.7678$ |
2021年12月 | 0.9386$ |
年間 | 3.0981$ |
VYMの利回りは3%前後と捉えておけば問題ナシ。SPYDやHDVと比べると少し低めの設定になります。
④設定日以降の株価の推移は?
VYMの株価はコロナショックで暴落した時期もありましたが、しっかり立て直し今でも右肩上がりで上昇してます。
VYMは株価の上昇率が高くトータルリターンだとSPYDやHDVより高い水準です。
VYMとSPYD×HDVはどちらを選べばいい?
①より分散投資させたいならVYM
分散投資を軸としてリスクを極限まで下げて配当金が欲しいならVYMがおすすめ。
やはり投資銘柄が増えるほどリスクが減ります。2.5倍以上の銘柄に分散投資できるのでVYMは株価&配当金に安定感があります。
②配当金の利回り重視ならSPYD×HDV
配当金の利回りを重視するならSPYD×HDVが圧倒的におすすめ。
- SPYDの利回り 4.5~5%
- HDVの利回り 3.5~4%
- VYMの利回り 約3%
これは高配当の金融や不動産などの景気敏感株が含まれているのが大きな要因です。
③FP2級を取得した筆者の場合は?
- 配当金目当ての投資をしてる
- 株価の上昇はS&P500の投資信託で賄う
- SPYD×HDVでも十分な分散投資
SPYD×HDVの組み合わせの方が配当金だけの利回りは1%程度高い。これは投資額を増やすほど違いが生まれる。
VYMを買うならどの証券口座がおすすめ?
YVMを買うなら絶対にネット証券が欠かせない。窓口ではなく絶対にネット証券を使って購入してください。
上記は手数料が安いので特におすすめ。特に米国ETFに投資するなら欠かせません。
VYMに投資をして配当金&値上がり益の両方を狙おう:まとめ
今回は配当金がいつもらえるのか&権利落ちや利回りなどの基本情報を徹底解説してきました。
VYMは配当金だけでなく株価の上昇も狙えるETF。資産形成を効率よく楽にしたい方にはうってつけの金融商品。
【2022年のVYMの権利落ち日】
- 2022年3月21日(月)
- 2022年6月21日(火)
- 2022年9月19日(月)
- 2022年12月はまだ未発表
【VYMの年間配当金】
2012年 | 1.59$ |
---|---|
2013年 | 1.74$ |
2014年 | 1.90$ |
2015年 | 2.14$ |
2016年 | 2.20$ |
2017年 | 2.40$ |
2018年 | 2.64$ |
2019年 | 2.84$ |
2020年 | 2.90$ |
2021年 | 3.09$ |
- VYM=配当金&値上がり益の両方を狙う
- SPYD×HDV=分散投資×配当金を重視
これを頭に入れてどちらに投資をするか決めましょう。自分の投資の目的を明確にするべきですね。